温泉について、「もっと知りたい!」「もっと詳しくなりたい!」という勉強熱心な温泉好きのみなさまへ、温泉達人が名著をおすすめします。
この本の著者の大黒敬太さんは、広告料や掲載料などに頼らず、自ら訪れ取材費を払い撮影し、自信をもって紹介できるところのみを掲載するというスタイルを貫いています。
今回は、全国から選んだ混浴風呂や貸切風呂を特集した1冊。
ぜひこの本で、大切な人と旅に出かけてみませんか?
『混浴できる温泉 宿』
(株式会社メディアソフト刊、本文146頁オールカラー、本体価格1273円+税)
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♨︎温泉達人の推薦文
いかにも素人っぽい読者モデルの女性を伴い、全国の温泉場を駆け巡って激写する温泉カメラマンの今年の1冊は、全国から選んだ「混浴できる温泉 宿」。
混浴風呂や貸切風呂の特集である。
第1章「北海道・東北エリア」26軒、第2章「九州エリア」11軒、第3章「関東エリア」24軒、第4章「甲信越・東海・北陸エリア」33軒、第5章「関西・中国・四国エリア」20軒の計114軒。これに特集として「復活!梶山元湯へ」、「激安 素泊まり宿」、「加仁湯のおもひで」。
コラム風に「全国にある魅力たっぷりの野湯・共同湯」も紹介。
もちろん、どのカットにも読者モデルの入浴シーンがもれなく入り、大黒ワールド全開なのはいうまでもない(笑)。
♨︎著者 大黒敬太さんからのメッセージ
新型コロナウイルスが発生した当初は誰もがこんなに酷く、そして長引くとは思わなかったと思います。
感染拡大防止の自粛生活が長引き、緊急事態宣言が発令されて、自粛はさらに強化。
やっと他県への移動が解除されたものの、感染は終息に向かうどころか、さらに全国的に拡大している有様です。
長野県在住の筆者も、本当に半年以上にわたって、生活しづらい毎日を過ごしています。
その影響もあって、本書の制作に要した期間もいつもの2倍、発売も当初の予定よりはだいぶ遅れてしまいました。
それはそれでいいのですが、本書が苦難に喘ぐ観光業全般の、せめて温泉施設支援の微力になってくれれば…、と切に思います。
『混浴できる温泉 宿』
(株式会社メディアソフト刊、本文146頁オールカラー、本体価格1273円+税)
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