2018年5月11日/温コレ編集部
連休明け久しぶりに晴れた5月11日(金)開催の「日本秘湯を守る会 特別講演会&座談会」に、温コレ編集部で参加してきました。
このイベントは、日本秘湯を守る会と朝日旅行主催の「日本秘湯を守る会 特別講演会&座談会 (会場:有楽町朝日スクエア)」という特別企画で、多くの湯守のみなさんが集結し、そのうちの5名の湯守が登壇してトークショーを開催!
第1部は、二岐温泉・大丸あすなろ荘の佐藤好億さん (日本秘湯を守る会名誉会長) による講演「日本の秘湯と里山の自然」。
当初33軒でスタートした日本秘湯を守る会の発足ヒストリーや、熱い想いをうかがいました。
第2部は、4名の湯守との座談会「女性が行きたい秘湯とは?」。
パネリストの湯守は、乳頭温泉郷・鶴の湯温泉の佐藤和志さん、法師温泉・長寿館の岡村興太郎さん、栃尾又温泉・自在館の星雅彦さん、大平温泉・滝見屋の安部里美さん。
司会は野添ちかこさん (旅行作家) で、女性の目線で各秘湯宿に様々なお話を聞いていきました。
会場は秘湯ファン約200名が参加し、質問タイムではディープな内容が飛び交いました。
ちなみに、今回参加できず、湯守の話を聞きたかった方に朗報です!
なんと湯守のお話が聞ける「日本の旅文化伝承シリーズ」というツアーの募集が始まっているそうですよ。
ぜひ、こちらもチェックしてみてくださいね!
▲第一部、大丸あすなろ荘の佐藤好億さんの講演「日本の秘湯と里山の自然」。
▲多くの新聞社を回ったが、朝日旅行会の岩木さんだけが話し合いに応じてくれ、会が発足した。
▲「日本秘湯を守る会」は、温泉、自然、地方文化を次世代へつないでいくことが使命。
▲第2部、4名の湯守との座談会「女性が行きたい秘湯とは?」。
▲鶴の湯温泉の混浴は、湯の花が漂いお湯が白いので女性でも混浴をトライしやすい。
▲長寿館の法師乃湯(登録有形文化財)は、無色澄明の混浴だが、女性専用タイムあり。
▲自在館は、湯治客が多く健康的で日常的な料理が出る。温泉を活用したラジウム納豆も名物。
▲滝見屋は、約20分歩かないとたどり着けない宿。渓流トレッキングで、自然を満喫!
▲滝見屋の安部里美さんと鶴の湯温泉の佐藤和志さんと。温泉達人もハッピをお借りしました♪
今回、改めて秘湯の宿はこれからも守っていくべき“日本の財産”であると実感したイベントでした。
温コレは、これからも秘湯のお宿を応援していきます!
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