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秋田/鶴の湯温泉

鶴の湯温泉/混浴露天風呂

こけしのいいゆ!ポイント

一度は泊まってみたい“メジャーな秘湯”

点在する湯小屋!乳白色の湯の露天風呂

名物は山の芋鍋!レベルの高い山料理


 

乳白色の湯に映える“秘湯らしさ”の演出

いまや“メジャーな秘湯”の観があり、
温泉ファンには「一度は泊まってみたい宿」の最上位にランクされる人気の宿である。
開湯はいまからざっと350余年前、湯宿の経営は元禄14年(1701)と伝わる古湯だ。
14代も続いたこの宿を引き継いだ現会長・佐藤和志氏の洞察力と実行力が現在の人気の宿に押し上げたが、
その基本理念は“秘湯らしさ”の追究と演出力。
茅葺き屋根の「本陣」をはじめ、宿泊棟は古色蒼然とした色彩に統一。
点在する湯小屋や乳白色の湯の露天風呂が“秘湯ムード”を盛り上げる。
宿泊代は人気の宿になっても旧来のままで、コスパは抜群。
名物山の芋鍋や旬の山菜・キノコなど、山の味覚もレベルが高い。
筆者の温泉宿総合NO1の評価は不動である。
なお、1.5km手前のブナ林の中には別館「山の宿」(客室11) があり、こちらはワンランクアップの“大人の隠れ宿”風。
温泉は本館から「白湯」を引いているが、バスの送迎付きで本館の風呂も自由に利用できる。
( 写真上:混浴・露天風呂 )

 

鶴の湯温泉/白湯
男女別に露天2・内湯3のほか、館内にも内湯と露天があり、多彩な風呂が揃っている。

 

鶴の湯温泉/外観
映画のオープンセットのような佇まい。左の茅葺きの「本陣」は国の登録有形文化財。

 

鶴の湯温泉/本陣客室
「本陣」の客室。ランプの灯の下、料理や囲炉裏を囲んで静かな一夜が過ごせる。

 

鶴の湯温泉/山の芋鍋
これを目当てに訪れる人も多い名物「山の芋鍋」。山菜やキノコも入った味噌仕立て。

 


鶴の湯温泉

ふりがな:つるのゆおんせん

住所:秋田県仙北市田沢湖田沢先達沢国有林50

電話番号:0187-46-2139

交通

電車/秋田新幹線田沢湖駅から乳頭温泉行きバスで34分、アルパこまくさ下車(バス停から送迎車で10分)

車/北自動車道盛岡ICから約1時間30分

泉質:含硫黄–ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉

源泉温度:39.4~61.3度

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39.805075, 140.780148

 

文・写真/飯出敏夫
(公開日:2016年11月23日)

◆カテゴリー:稀少/文化財の宿湯の色(白系)足元湧出泉|泉質/硫黄泉(万病に効く湯)


【鶴の湯温泉】湯守インタビューはこちら

鶴の湯温泉・佐藤和志さん

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