①浅間山の登山口に建つ一軒宿
②高原の保養地にふさわしい自然環境
③ギョッとするほどの鮮やかな赤い湯
浅間山登山口に建つアットホームな赤い湯の一軒宿
浅間山荘は、標高1400mの浅間山の登山口に建つ一軒宿。
かつて赤軍派が立てこもって銃撃戦を繰り広げ、
日本中を震撼させた山荘と同名だが、まったくの別物である。
清澄な大気が満ちた高原の保養地にふさわしい自然環境だ。
宿は木造2階建てで、客室はシンプルな造りで居心地のいい和室が10室。
ほかに白樺林の中にロッジが8棟とオートキャンプ場も併設。
バーベキューや乗馬体験も楽しめ、浅間山登山の拠点ともなる宿だ。
浴場は男女別に、1階に日帰り入浴客も受け付ける「岳」と、
2階から廊下で連絡する浴場棟にオープンテラスも設けた宿泊客専用の「空」がある。
春の山菜、秋のキノコ料理を楽しみに訪れる客が多い。
浴室に入った瞬間、ギョッとするのがその湯の色。
これほど鮮やかな赤い色を呈すのは、まさに単純鉄泉ならでは。
( 写真上:男湯・内湯「岳」)
2階から廊下で連絡する宿泊客専用の浴場棟「空」は2013年の新設。写真は男湯。
浅間山登山口に建つ木造2階建ての一軒宿。ほかにロッジも8棟ある。
客室は全部で10室。いずれも居心地のいいシンプルな造りの和室だ。
浅間山荘のアイドル、ミニ豚のルイスちゃん。会うのを楽しみに訪れる客も多いとか。
天狗温泉・浅間山荘
・ふりがな:てんぐおんせん あさまさんそう
・住所:長野県小諸市甲又4766-2
・電話番号:0267-22-0959
・交通:
電車/しなの鉄道小諸駅からタクシーで25分 (送迎あり、要予約)
車/上信越自動車道小諸ICから約25分
・泉質:単純鉄(Ⅱ)泉
・源泉温度:8.5度
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文・写真/飯出敏夫
(公開日:2016年12月23日)
◆カテゴリー:稀少/湯の色(色系)|泉質/含鉄泉(赤褐色の湯)