①一般車は通行NGのため、宿送迎バスで
②多彩な充実風呂!奥鬼怒川の名湯
③名物は熊・鹿・サンショウウオのジビエ
多彩な風呂で満喫する鬼怒川源流部に湧く名湯
鬼怒川源流部に点在する八丁の湯、加仁湯、日光澤、支流の手白沢沿いにある手白澤の4湯を奥鬼怒温泉郷と総称する。
路線バス終点の女夫淵から一般車は通行不可の奥鬼怒スーパー林道と、源流沿いの自然歩道を歩く2ルートがアプローチで、
八丁の湯と加仁湯は女夫淵から宿泊者用に送迎バスを運行しているが、
日光澤と手白澤の2湯はいまだに歩かないと行けない秘湯である。
加仁湯はいわばこの4湯の盟主的存在で、建物は鉄筋4階建て2棟と木造2階建て1棟を擁した堂々たる構え。
風呂は露天風呂が混浴2、女性専用1、源泉5本の湯が楽しめる「利き湯ロマンの湯」、貸切露天3ヵ所と充実し、
館内には男女別の内湯も完備。
味覚は別注の熊・鹿・サンショウウオのジビエが名物だ。
( 写真上:混浴・露天風呂 )
館内の一番奥まった静かな場所にある女性専用の露天風呂。こちらも大きな岩風呂だ。
新館「積善館」の客室。エレベーター完備で、秘湯の環境にあるとは思えない充実ぶり。
鹿と熊の刺身、サンショウウオの天ぷらなど、珍味も加仁湯の楽しみの1つ。
鬼怒川の源流沿いに建つ加仁湯の全景。宿泊客は女夫淵から約20分の送迎バスがある。
加仁湯温泉・奥鬼怒温泉ホテル加仁湯
・ふりがな:かにゆおんせん おくきぬおんせんほてるかにゆ
・住所:栃木県日光市川俣871
・電話番号:0288-96-0311
・交通:
電車/東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅から女夫淵行きバスで1時間35分、終点下車(宿泊客は送迎あり約20分、要予約)
車/日光宇都宮道路日光ICから霧降高原道路経由で女夫淵の公共駐車場まで約1時間30分
・泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
・源泉温度:53度
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文・写真/飯出敏夫
(公開日:2016年11月23日)
◆カテゴリー:絶景/紅葉|稀少/湯の色(白系)|泉質/硫黄泉(万病に効く湯)