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推薦本vol.12/『日本百ひな泉』

温泉について、「もっと知りたい!」「もっと詳しくなりたい!」という勉強熱心な温泉好きのみなさまへ、温泉達人が名著をおすすめします。

この本の著者の岩本薫さんは、本業のコピーライターのかたわら、「ひなびた温泉研究所」を運営するショチョーとして日本全国のひなびた温泉の魅力を発信されています。
今回ご紹介する『日本百ひな泉』は、ひな泉を愛するみんなで日本のひなびた名湯100湯を選定して、みんなで取材して、みんなで執筆した温泉ガイドブック!


ぜひ、「日本百名山」のように「日本百ひな泉」を巡ってみませんか?

 

日本百ひな泉/表紙

『日本百ひな泉』 
(発行/みらいパブリッシング 発売/星雲社、定価1650円(税込)、A5判、本文160頁オールカラー)
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【日本百ひな泉】Amazon注文ページはこちら

 

♨︎温泉達人の推薦文

岩本薫氏は本業のコピーライターのかたわら、webマガジン「ひなびた温泉研究所」を運営するショチョ―として、日本全国のひなびた温泉を精力的にめぐり、取材・執筆活動を展開。
テレビやラジオにも数多く出演し、ひなびた温泉の魅力を伝えるとともに、『ヘンな名湯』『もっとヘンな名湯』などのユニークな作品も著してきた。
ひなびた温泉とは、時代に取り残されたような、気取らず地元の人に愛される居心地のよい、それゆえに廃業の危機にも直面しているような温泉のことだ。
その魅力を広く伝え、応援したいという熱い思いが結実した一冊である。
本書は、ショチョーとひなびた温泉研究員たちが候補のひなびた温泉をリストアップし、1位から100位までを投票で選定したという。
1位は千原温泉・千原湯谷湯治場(島根県)、2位は西山温泉・老沢温泉旅館(福島県)、3位は七里田温泉・下湯共同浴場…さすが納得の選定である。
一方、ひなびたボロ系の温泉施設ばかりかと思いきや、小谷温泉・大湯元山田旅館(長野県)、法師温泉長寿館(群馬県)、四万温泉・積善館本館(群馬県)、奥津温泉・奥津荘(岡山県)など国の登録有形文化財の宿もランクイン。
玉石混交の違和感がなくもないが、このへんが「ひなびた温泉」の幅の広さというべきか。
とまれ、「ひなびた温泉」愛に満ちあふれた、集大成的な”快書“であることに異論はないだろう。

 

♨︎著者 岩本薫さんからのメッセージ

この本はひなびた温泉研究所という、ひなびた温泉が3度の飯よりも好きだというメンバーみんなで、AKBの選挙みたいに盛り上がりながら日本のひなびた名湯100湯を選定して、みんなで取材して、みんなで執筆した、これまでになかった温泉ガイドブック。
だから泉質にはぜったいハズレなし。
ひなびた味わいもすばらしいものばかり。
だってマニアの審美眼は間違いないですから。
この本をきっかけに「日本百ひな泉(せん)」が「日本百名山」みたいに盛り上がって、日本の愛おしきひなびた温泉が元気になってほしい。
それが執筆者全員の願いです!

 

日本百ひな泉/表紙

『日本百ひな泉』 
(発行/みらいパブリッシング 発売/星雲社、定価1650円(税込)、A5判、本文160頁オールカラー)
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