①渓谷のせせらぎと乳白色の湯
②2種類の源泉が楽しめる内湯
③名物は地元で養殖したホロホロ鳥
松川渓谷の新緑・紅葉美を映す人気の露天風呂
秀峰岩手山の裾野に広がるリゾート地、八幡平温泉郷から松川渓谷沿いに遡ると、
かなり手前の渓谷沿いに松楓荘、松川温泉バス停前に峡雲荘、その下の渓谷沿いに松川荘の3軒の宿が松川温泉のすべて。
老舗の松川荘の自慢といえば、すぐ脇を流れる松川渓谷のせせらぎを聴きながら浸かる乳白色の湯の露天風呂だ。
手前の大きな露天風呂は混浴、奥に女性専用の屋根付きと屋根無しの露天風呂2つが続く。
松川荘には2種類の源泉があり、それを楽しめるのが男女別の内湯。
湯船が2つあり、それぞれに違う源泉が引かれている。
名物の味は地元で養殖しているホロホロ鳥で、陶板焼きや鍋などの料理で夕食に供される。
客室は和室が基本だが、和洋室も2室用意されている。
( 写真上:露天風呂 )
2種類の源泉が注がれた湯船がある内湯。同じ泉質でも色が異なるのが温泉の不思議。
客室は落ち着いた和室が中心。食事は部屋で、名物ホロホロ鳥料理などが味わえる。
建物は松川渓谷沿いに建つ木造2階建てで、3軒ある松川温泉の宿の中では最大規模。
すぐ脇を流れる松川の清流。新緑も美しいが、秋の松川渓谷は紅葉の名所として有名。
松川温泉・松川荘
・ふりがな:まつかわおんせん まつかわそう
・住所:岩手県八幡平市松尾寄木松川温泉
・電話番号:0195-78-2255
・交通:
電車/東北新幹線盛岡駅から松川温泉行きバスで約2時間、終点下車、徒歩5分
車/東北自動車道松尾八幡平ICから約25分
・泉質:単純硫黄泉
・源泉温度:38.5度と83.7度
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文・写真/飯出敏夫
(公開日:2016年11月23日)
◆カテゴリー:稀少/湯の色(白系)|泉質/硫黄泉(万病に効く湯)