①甲府盆地と富士山の眺めに感動
②「こっちの湯」と「あっちの湯」
③日の出1時間前からの営業!
至福の露天風呂から拝す御来光と富士山
初めて訪ねたのは開業した1999年7月の直後だったから、もうずいぶん前のことになる。
その当時、風呂は現在の「こっちの湯」があるだけで、いまの駐車場はオートキャンプ場になっており、
休憩や食事の施設などはなく、文字どおり“ほったらかし状態の日帰り温泉施設”だった。
しかし、この甲府盆地を見下ろす丘陵上のロケーションは素晴らしく、
特に露天風呂から眺望する御坂山系の山々や富士山の眺めは感動的で、
ほどなくユニークなネーミングと露天風呂の魅力が多くの温泉ファンの知るところとなった。
2003年には「こっちの湯」の約2倍の広さを持つ「あっちの湯」が完成。
2005年の冬からは「日の出1時間前からの営業」を開始し、現在も意欲的に進化中だ。
( 写真上:露天風呂「あっちの湯」)
露天風呂に浸かりながら日の出を迎える魅力を求めて、未明から大勢のファンが訪れる。
こちらは「こっちの湯」。内湯も併設しているが、富士山をを望むこの展望露天が人気だ。
現在は湯上がり後にくつろげる休憩所も完成。木の香匂う造りで、のんびり過ごせる。
食事処といえるほどではないが、軽食やビールなどの飲み物を提供する売店もある。
ほったらかし温泉
・ふりがな:ほったらかし温泉
・住所:山梨県山梨市矢坪1669-18
・電話番号:0553-23-1526
・交通:
電車/JR中央本線山梨市駅からタクシー10分
車/中央自動車道勝沼ICから25分
・泉質:アルカリ性単純温泉
・源泉温度:31.7度と42.6度
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文・写真/飯出敏夫
(公開日:2016年11月23日)
◆カテゴリー:絶景/朝日|泉質/単純温泉(やさしい湯)