①真田十万石の城下町の国民宿舎
②濃厚な含有成分を含む「黄金色の湯」
③シングル部屋あり!女性の一人旅に◎
濃厚な成分を含む源泉かけ流しの湯船が圧巻
真田十万石の城下町、松代の中心部から少し離れた田園風景の中に建つ公営の国民宿舎。
城下町らしく立派な門構えと武家屋敷風の鉄筋平屋建ての外観が印象的だ。
客室は10畳の和室を主体に全39室あるが、シングル4室を備え、
女性の一人旅でも気兼ねなく泊まれるので好評だ。
浴場は男女別に、日帰り入浴客で賑わう露天風呂付き大浴場と宿泊客専用の2ヵ所ある。
印象的なのは特徴ある温泉そのもので、濃厚な含有成分を物語るように、
浴槽も床も析出物の堆積でまるで鍾乳石のようだ。
鉄分を含んだ湯は茶褐色を呈し、宿では「黄金色の湯」と表現しているが、そう見えなくもない。
このような施設では珍しく、加温・加水・循環ろ過もしない正真正銘の源泉かけ流しである。
( 写真上:男湯・内湯 )
男湯の露天風呂。濃い湯の成分で湯船も床もまるで鍾乳石のように固まっている。
こちらは宿泊客専用の内湯 (男湯)。外には壺湯も付いている露天風呂もある。
真田十万石の城下町らしく、立派な門構えが印象的。建物は鉄筋平屋建ての武家屋敷風。
客室は10畳の和室を主体に、シングル4室、和室と和洋の特別室など全部で39室。
松代温泉・国民宿舎松代荘
・ふりがな:まつしろおんせん こくみんしゅくしゃまつしろそう
・住所:長野県長野市松代町東条3541
・電話番号:026-278-2596
・交通:
電車/北陸新幹線長野駅から松代行きバスで28分、松代駅下車、タクシーで3分
車/長野自動車道長野ICから約5分
・泉質:含鉄(Ⅱ)-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
・源泉温度:45.2度
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文・写真/飯出敏夫
(公開日:2017年1月28日)
◆カテゴリー:稀少/湯の色(色系)|泉質/含鉄泉(赤褐色の湯)