山形／大平温泉・滝見屋

大平温泉・滝見屋／男湯・露天風呂

①谷底へ20分歩かないと行けない秘湯

②最上川の源流沿いに建つ、一軒宿

③会えたらラッキー！美人の若女将

最上川の源流に佇む米沢八湯随一の秘湯

姥湯や滑川など秘湯揃いの“米沢八湯”だが、その中でも一番の秘湯といえば、ここ大平温泉と言っても異論はないであろう。
米沢市南郊の李山 (すももやま) から南の山中に走り込む道はやがて心細いような狭い山道になる。
ようやくたどり着いた峠上の駐車場から今度は深い谷底めがけて20分ほど歩かないと行けない秘湯である。
温泉の歴史は古く、発見は貞観2年 (860) と伝わる。
発見譚を伝える火焔の滝を望む最上川の源流沿いに建つ滝見屋は一軒宿。
吾妻連峰の北斜面、標高1000mに位置し、両側から急崖が迫る仙境にある。

外観に似合わず、部屋の造りは立派。
風呂も充実しており、料理も山中にしては感心する内容である。
若女将の安部里美さん (※参照記事) はピアノや日本舞踊ほか達者な才女で、しかもはっとするような美人。
運よく宿に居て、彼女のおもてなしを受けられたらラッキーと言っておこう(笑)。
( 写真上：男湯・露天風呂 )

大平温泉・滝見屋／駐車場から歩く道
細々とした山道の峠にある駐車場から、下り20分・登り30分の歩いて行く秘湯。