①広葉樹に包まれたリゾートホテル
②神秘的!刻々と変化する湯の色
③和洋モダンの客室と本格派ディナー
天候や気圧によって緑がかった白へと変化する湯
中禅寺温泉は奥日光湯元温泉から湯を引いて誕生した温泉だ。
その源泉だが、いくつかの源泉を混合して配湯しており、その組み合わせと、
湯温が高いため適温にする加水の量などによって、湯の色が微妙に変化するように思える。
周囲を広葉樹に包まれたリゾートホテルの趣で建つこの宿の風呂では、いつ訪ねても緑が勝った白色という印象を受けたが、
日によっては白色の日もあり、七色に変わるという。
いずれにしても、刻々と変化する湯の色がこの源泉の特徴のようである。
和洋モダンなどが揃う客室に泊まり、高級感漂うダイニングで本格ディナーを味わい、
そして大きな内湯と2つの湯船が男女別にある風呂で神秘の湯を堪能すれば、まさに贅沢ここに極まる気分だ。
( 写真上:男湯・露天風呂 )
こちらは女湯の露天風呂。季節や時間、日差しなどにより湯の色は微妙に変化する。
いろいろなバリエーションがある客室。窓外には中禅寺湖畔の豊かな自然が広がる。
明るい日差しが注ぐダイニングルーム。冬季は木立の間に中禅寺湖の湖水が見える。。
グリーンシーズンは広葉樹の緑の包まれる、静かな環境の中に建つリゾートホテル。
中禅寺温泉・奥日光 ホテル四季彩
・ふりがな:ちゅうぜんじおんせん おくにっこう ほてるしきさい
・住所:栃木県日光市中宮祠2485
・電話番号:0288-55-1010
・交通:
電車/JR日光線日光駅・東武日光線東武日光駅から湯元温泉行きバスで約1時間、奥日光ホテル四季彩入口下車、
徒歩10分(宿泊客はJR日光線日光駅・東武日光線東武日光駅、中禅寺バスターミナルから送迎あり、要予約)
車/日光宇都宮道路清滝ICから約30分
・泉質:含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
・源泉温度:78.5度
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文・写真/飯出敏夫
(公開日:2016年11月23日)
◆カテゴリー:稀少/湯の色(色系)|泉質/硫黄泉(万病に効く湯)