①本州で堪能!“はるばる感”と“旅情”
②自家源泉を引く風呂が自慢
③露天からの朝日、星空に感動
海上から昇る朝日で目覚める絶景露天風呂
紀伊半島の先端部に位置する那智勝浦町は、
本州では“もっとも遠い場所”といえるかもしれない。
なにしろ、鉄道では大阪から特急で約4時間、名古屋から約3時間30分、
高速道路を利用しても最寄りのインターから2時間余も要するからだ。
一方、見方を変えれば、“はるばる感”と“旅情”を堪能することができるとも言える。
国立公園や国定公園の景勝地に建設された公共の宿・休暇村の中でも、
熊野灘に突出した宇久井半島の先端部に建つ休暇村南紀勝浦はトップクラスの景勝地にある。
自慢は自家源泉を引く風呂で、露天風呂に浸かりながら眺める熊野灘から昇る朝日や満天の星空は感動的だ。
すぐ近くの宇久井港からはホエールウォッチングの観光船も出ている。
( 写真上:男湯・露天風呂 )
大きな窓ガラスから海を一望する内湯の外が露天ゾーン。大壺風呂や岩風呂がある。
客室は和室のほか洋室や和洋室もある。窓から太平洋の海原が一望できる部屋が人気。
宇久井半島の先端、抜群のロケーションに立地。周辺の整備された散策コースも楽しみ。
海側に突き出したウッドデッキ。海を背景に、絶好の記念撮影ポイントになっている。
勝浦温泉めざめの湯・休暇村南紀勝浦
・ふりがな:かつうらおんせんめざめのゆ きゅうかむらなんきかつうら
・住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町宇久井719
・電話番号:0735-54-0126
・交通:
電車/JR紀勢本線紀伊勝浦駅東口から送迎バス(要予約)で約20分
車/阪和自動車道南紀田辺IC・紀勢自動車道紀勢大内山ICから約2時間30分
・泉質:ナトリウム-塩化物泉
・源泉温度:29.7度
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文・写真/飯出敏夫
(公開日:2016年11月23日)