①隠れ里の中の平屋建ての一軒宿
②無色から青白く変色する神秘の湯
③炭火で焼く地鶏や豊後牛が美味
湯布院の隠れ里に湧く神秘的なブルーの湯
湯布院から大分方面におよそ4km、
奥江入口バス停が立つ信号で右折して山の中へ約5km、忽然と小さな集落が現れる。
この平家の落人集落と伝わる隠れ里の中に、めざす平屋建ての一軒宿がある。
過疎地対策として旧湯布院町が建設し、管理・運営を地元の人が任された施設である。
風呂は宿泊棟の外に独立した浴場棟があり、ここに内湯+露天風呂の浴場が2ヵ所。
「家族貸切」と書かれた札を入口に下げて入浴する貸切方式だ。
湯船には竹を使った特製の冷却装置で99度の高温の湯を冷まし、かけ流しで注ぐ。
その湯が時間の経過とともに無色から次第に澄んだブルーに、そして青白く変色する。
まさに神秘の湯だ。
夕食の炭火で焼きながら味わう地鶏や豊後牛も美味。
( 写真上:別館・露天風呂 )
宿泊棟奥の独立した浴場棟にある風呂は内湯+露天風呂が2ヵ所あり、貸切利用制。
客室は3名用3部屋、6名用1部屋の和室と、ツインの洋室2部屋の計6室のみ。
宿泊料金によって、夕食のメインは炭火で焼きながら食べる地鶏か豊後牛になる。
集落にとけこむように建つ平屋建ての一軒宿。左奥、遠くに見える双耳峰は由布岳。
奥湯の郷温泉・奥湯の郷
・ふりがな:おくゆのさとおんせん おくゆのさと
・住所:大分県由布市湯布院町川西2044
・電話番号:0977-84-2789
・交通:
電車/JR久大本線由布院駅からタクシーで20分(宿泊客は駅から送迎あり、要予約)
車/大分自動車道湯布院ICから約20分
・泉質:ナトリウム-塩化物泉
・源泉温度:99.0度
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文・写真/飯出敏夫
(公開日:2016年11月23日)