①奥土湯と呼ばれる場所に建つ“隠れ宿”
②山々を眺めながら入る屋上貸切風呂
③囲炉裏風会席料理or深山岩魚料理
渓谷と山々を眺めながら貸切風呂を独占する贅沢
土湯こけしの里、土湯温泉街から山側に少し離れた奥土湯とも呼ばれる場所に、“隠れ宿”の風情で建つ。
建物は木造2階建ての壱番館 (本館) と鉄筋7階建ての弐番館 (新館) がある。
壱番館の客室はわずか3室だけで、主力は信楽焼の露天風呂付き客室10室がある弐番館だ。
風呂は1階に男女別の内湯と源泉かけ流しの露天風呂のほか、弐番館屋上に御影石造りの「山の湯」と高野槙造りの「杜の湯」の貸切展望露天風呂 (有料) 2ヵ所があり、深山風景を眺めながら快適な入浴が楽しめる。
食事は朝晩とも壱番館の食事処に用意され、夕食は「囲炉裏風会席料理」や「深山岩魚料理」。
いろいろな調理方法の岩魚料理が味わえるが、とにかく健啖家を唸らせるほど量が多い。
( 写真上:男湯・露天風呂「澤の湯」)
弐番館屋上の貸切展望露天風呂「山の湯」。渓谷と山並みを眺めながらの入浴が快適だ。
右手前が7階建ての弐番館、奥が木造2階建ての壱番館で、フロントは壱番館にある。
全室信楽焼の露天風呂付きの弐番館の客室。記念日に泊まりたい“隠れ宿”の趣。
岩魚料理がこの宿の名物料理。大鍋料理と炭火焼の「囲炉裏風会席料理」。
土湯温泉・山峡のいで湯 小滝温泉
・ふりがな:つちゆおんせん さんきょうのいでゆ こたきおんせん
・住所:福島県福島市土湯温泉町下隠台8
・電話番号:024-595-2020
・交通:
電車/東北新幹線福島駅から土湯温泉行きバスで約40分、終点下車、徒歩15分 (バス停から送迎あり、要連絡 )
車/東北自動車道福島西ICから約20分
・泉質:単純温泉
・源泉温度:62.2度
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文・写真/飯出敏夫
(公開日:2016年11月23日)
◆カテゴリー:泉質/単純温泉(やさしい湯)