①東伊豆の海辺に建つ小さな宿
②元祖「金目鯛のしゃぶしゃぶ」が絶品
③大島、町、朝日を望む！屋上露天風呂
大島が浮かぶ東伊豆の海上からの朝日
東伊豆の稲取の海辺に建つ客室7部屋だけの小さな宿で、外観のナマコ壁が印象的。
この宿の名物が稲取沖で獲れる地物の金目鯛を使った料理。
いまでは「金目鯛のしゃぶしゃぶ」を名物料理として謳っている宿も多いが、
実はここの主人が考案したもの。
ほかの宿とは一線を画した美味しさとの定評があり、
伊豆の海の幸を堪能したい人にはおすすめしたい宿である。
建物は3階建てで、1階は囲炉裏のあるロビーや食事処、内湯と厨房など。
2階と3階が客室で、屋上部分に内湯＋露天風呂があり、1階の内湯と時間を区切っての男女交替制。
露天風呂からは東伊豆の海と大島をはじめとする伊豆七島の島々や稲取の町が一望になり、
特に朝日の昇る瞬間の入浴が最高だ。
( 写真上：露天風呂 )
屋上に併設された御影石造りの内湯。ここで温まってから露天風呂に行くのがセオリー。
この宿のウリはなんといっても金目鯛料理。しゃぶしゃぶ、煮付けは食通を唸らせる味。
客室からは目の前に海と大島を一望。夜は潮騒を聴きながら旅情にひたることができる。
目前に海を望むこぢんまりとした造りの宿の外観。なまこ壁がアクセントになっている。
稲取温泉・磯膳まえだ苑
・ふりがな：いなとりおんせん いそぜんまえだえん
・住所：静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1008-1
・電話番号：0557-95-2106
・交通：
電車／伊豆急行稲取駅から徒歩20分（駅から送迎あり、要予約）
車／東名高速道路沼津ICから約1時間30分
・泉質：ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
・源泉温度：63.1度
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静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1008-1
文・写真／飯出敏夫
(公開日：2016年11月23日)
